2008年01月10日

あとがきにかえて

1.はじめに
サラリーマンや主婦を中心として、最近の英語熱は凄いものがあります。
近年では小学生までに英語教育がなされるようになってきました。
藤原正彦さんは、「国家の品格」の中で、小学校における英語教育については懐疑的なコメントをされています。
日本語がまともにできないのに、英語とは何事か、と。

私も、この意見には大賛成です。
英語だけ出来ても、伝えたいメッセージがなければ何にもならないと個人的には思います。
やっぱり、英語は英語のプロに任せて、
一途に自分の専門を極めるべきだと考えます。
そのためにも、幼少のうちに将来の創造性の基礎となる学力、
とりわけ国語と算数を徹底的に伸ばしてあげることが大切です。

しかしながら、大人になってからの話はまた違ってきて、
他の言語を勉強することは、『母国語をより深く知ることができる』、という点で大きなメリットがあります。
私も、英語を勉強することによって、
かえって日本語のすばらしさや奥深さを実感した一人です。
逆に、英語でしか表現できない、含蓄のある言い回しなども沢山あって、心の琴線に触れたフレーズの数々は、私の心の支えになっていたりします。

もちろん、英語で発信された情報をダイレクトにキャッチできる、逆に、伝えたいことを英語で発信することができるようになる、といった直接的なメリットもあります。

あとがきにかえて、私がかつて情熱を注いだ英語学習について少し語ってみたいと思います。

2.英語学習を始めたキッカケ
2002年の9月に、初めてTOEICなる試験を受けてみました。
すると、会場によく知った後輩が来て同じ試験を受けていました。
後日、結果が届き、先の後輩に尋ねたところ、私より100点くらい良い点数を取ったとのこと。
これが実に悔しくて、それから約2年半の試行錯誤が始まったのでした。。

3.TOEICスコアの履歴
スコアの経緯は以下の通りです。

2002.9  525(L:240 R:285)
2003.1  635(L:305 R:330)
2003.5  745(L:400 R:345)
2003.7  840(L:425 R:415)
2003.11 875(L:435 R:440)
2004.3  880(L:430 R:450)
2004.7  860(L:425 R:435)
2005.3  940(L:455 R:485)

私の場合、500台から860を超えるまでにほぼ1年、
それから900台に到達するまでにさらに1年半かかっています。
印象としては、500点台からAランクとされる860を超えることは実は世間で思われている程そんなに難しいことではない、しかし、そこからさらに40点上げるのは並大抵ではない、という感じです。
経済用語でいうところの「限界効用逓減の法則」といったところでしょうか。

4.具体的な英語学習の内容とその結果
2002.9〜2003.3
とりあえず、何から手をつけてよいか分からず、いろんな英語関連のHPを見たりして、効果的な方法を探しました。
その結果、NHKのラジオ講座が良さそうだ、という結論に達しました。
当時のレベルからするとかなり背伸びしていましたが、
「ビジネス英会話」を聴くことにしました。
毎晩、夜10:45からラジオの音声をパソコンで録音し、
テキストとにらめっこして内容を理解し、
さらにその音声をipodのようなプレイヤーで持ち歩いて聴きました。
正直、この半年間は、講義の内容が
1度聴いただけではさっぱり分かりませんでした。
自分でもよく続いたな、と思いますが、
これは講義で扱うビニエットが秀逸で、興味深い内容だったからです。

2003.4〜2004.3
生の英語に積極的に触れるようになったのがこの時期です。
TOEICのスコアも急激に上昇し、やる気に満ち溢れていました。
使った素材は以下の通りです。
・英字新聞(Japan Timesやヘラルド・トリビューンなど)
・雑誌(Time、Newsweek、Reader's digestなど)
・放送(CNN、BBC、ディスカバリーチャンネル、NHK英語ラジオなど)
Japan Timesは、国内の身近な話題を扱っているため理解しやすく、読解力と語彙力の増進に役立ちました。
Time、Newsweek、CNNなどは、明らかに背伸びしすぎで、ほとんど分かりませんでした。
一番良かったのは、「1100 words you need to know」というボキャブラリーの参考書を勉強し、語彙が飛躍的に伸びたことでした。
この頃から、英検1級を強く意識するようになりました。

2004.4〜2004.10
弱点であるリスニングを鍛えるため、ひたすら英語をたくさん聴き、英語を聴いてそれを真似してみたりしていました。
英検1級を2回受験するも、全く歯が立たず、どちらも1次で不合格でした。
TOEICスコアも860付近から伸び悩み、やっぱり900は無理なのかも・・・
と諦めかけたりしました。
plateauのあとにはきっとbreak throughが来る、と信じて
ひたすら耐える日々が続きました。

2004.11〜2005.3
英検1級で歯が立たなかったのは、やっぱりリスニングが弱いからだろう、ということで、自分の聴き取り力を精密に分析してみることにしました。
いわゆる「ディクテーション」というもので、
英語を聴いてそれを時間をかけて紙またはパソコン上に書き出し、後で参考書と見比べながら、どの音が聴き取れないのか、自分にはどういうクセがあるのか、丹念につぶしていきました。
その結果、弱点であったリスニングが改善され、高い壁に思えた英検1級の1次試験に合格でき(2次は自信がなく棄権)、その勢いでTOEIC900を突破することができました。
860overを達成してから900を超えるまでに約1年半かかったわけですが、もっと早い段階でディクテーションの重要性に気付いていれば、ここまで回り道をしなくて済んだのでは、と思います。

以上で、私の英語学習的生活は終わりです。
その後は、本業が忙しくなり、英語に関しては特に勉強せず現在に至ります。
たまに洋書を読んだり、インターネットで英語のラジオを聴く程度です。
確かに、勉強を始める前と比べると、英語に対する抵抗は減りましたが、まだまだ全然喋れないし、英語が出来るとは全く思いません。
今後も、必要に迫られれば、勉強を再開するつもりでいます。

5.まとめ
私の限られた個人的体験から導き出された結論は、以下の通りです。

(1)TOEICスコアに関し、500→860の期間は、努力とスコアが正の一次関係にあり、勉強した分だけ報われる。

(2)TOEICで860を達成することは、実は世間で思われているほど難しいことではない。しかし、そこからさらに40点上げることは非常に難しく、時間もかかるため、費用対効果をよく考える必要がある。

(3)リスニング力を高めるためには、精聴と多聴をバランスよく行う必要があるが、どちらかといえば、精聴を重視することが肝要で、後々の伸びや時間効率を考えると、学習の初期段階で「ディクテーション」を行うことが望ましい。

6.英語学習に対する私の信条
(1)英文そのものを100%理解しなくていい。潔癖主義に陥ってはいけない。要は、メッセージが理解できればそれでOK。ただし、そのためにはある程度の修行期間(精読を実行し、語彙や文法に対する理解を深める等)が必要。

(2)発音にこだわらなくていい。要は、メッセージが伝わればそれでOK。

(3)TOEICや英検など、資格取得を目指して勉強することは、全然不純ではない。むしろ、積極的に活用すべき。客観的な指標がないと、モチベーションが続かず、結局中途半端に終わる。区切りの点数を取ってしまえば、スコアや資格に対するこだわりは無くなり、ある程度の基礎力は付いたという自信と余裕が生まれ、より高い次元の目的を持って勉強を続けていくことができる。
posted by しん at 13:22| 福岡 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

ビジネス英会話

約2年ぶりにテキストを買ってきて、ラジオを聴きました!
なんか、沁みますね・・・。
というわけで、備忘録。

●Care to join us for a coffee break?
(一緒にお茶でもどうですか)

●Sure thing.
(いいですよ)

●baksheesh
(心付け)

●irrespective of...
(...に関係なく)

●What can you say?
(何もいえませんよ)

●No pun intended.
(だじゃれを言うつもりはなかったのです)

久々に更新してみました。
posted by しん at 23:58| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

約1年ぶりの更新

英語学習から遠ざかって早1年超。。。
ぼーっとしていると時間の経つのは本当に早いものです(^^;
この間、大学院を修了し、とりあえず職に就くことができました。

そんな中にあって、細々と「ビジネス英会話」の講義録だけは
通勤時間に聴くようにしています。
不思議なもので、英語に関する執着が無くなってからの方が
よく聴き取れることに驚いています。
CNNも以前より格段聴き取れるようになっています。
だいたい8割くらいでしょうか。

松本道弘さんが「速読の英語」の中で
英語に「惚れれば惚れるほど、間隔を保たなければならない」(p.83)
と述べておられますが、なんだか分かるような気がします。。
posted by しん at 01:20| 福岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月23日

近況

お久しぶりです。しんです。
最近は、英語で上を目指そうという気概が跡形もなく消え、
まったりとした英語ライフを楽しんでおります。

いま、英語で学術論文を書いています。
冠詞、時制の一致、単複の一致で頭がショートしそうになります。
また、同じフレーズを何度も使ってしまい、うんざりします。

ともあれ、こうやって頭をひねるのはいいものです。
毎日少しずつ形になっていくその過程を楽しんでいます。
posted by しん at 11:01| 福岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月30日

個人レッスン1回目

先生を訪ねて1回目のレッスンをしていただきました。
とりあえず、今後の方針は決まりました。
出題されそうなトピックを20くらいに絞り、
それを3回くらい繰返し練習していくというものです。
来週はまた土曜日の3時から。
表にトピック、裏に意見をまとめたカードを作成していきます。
posted by しん at 23:07| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月26日

ひさびさの更新

最近、またビジネス英会話を聴取しはじめました。
ちょっとした気分転換になってgoodです。

3月17日のエントリーで書いたネイティブの先生に
ようやくレッスンを付けていただく段取りとなりました。
今度の土曜の午後4時から第1回目です。
とりあえず、英検2次対策である旨を伝えて、
今後の方針について相談しようと思います。
posted by しん at 23:13| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月09日

しばらく更新お休みします

突然ですが、しばらく更新をお休みすることにしました。
理由は、本業の方が忙しくなり、英語の勉強に時間を割くことができず、したがいましてこのブログのテーマである、英語学習のネタで記事を投稿することが困難な状況に陥ったためです。
大変申し訳ございません。
なお、過去のエントリーにつきましては、このまましばらく放置いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
posted by しん at 02:37| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月27日

AFN

学会で東京へ行って帰ってきました。
前日に飲みたいのをこらえて必死で準備した甲斐があり、
自分で言うのもなんですが、ナイスプレゼンでした。

しかし、東京はやっぱり都会ですね〜。
一日だけ六本木で飲みましたが楽しかったです。

それと、AFNが聴けるのが大変うらやましかったです。
posted by しん at 22:11| 福岡 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月21日

息抜きにTIME

最近、学校でストレスが相当溜まります。
そんな中にあって、夜帰宅してから寝るまでが唯一ホッとできる自分時間です。
その自分時間を使って、TIMEをめくることが、かなりのstress relieverとなっています。
まだまだ「読みこなせている」といった段階ではないですが、
雰囲気だけは十分に楽しめているので、肩肘張らず付き合っていこうと思います。
posted by しん at 01:52| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月17日

City of Gold

前回のエントリーでも書きましたが、
WORD PLAY 550+ Words You Need to Knowに収録されている"City of Gold"は秀逸です。

何が秀逸なのかというと、
まずストーリーがよく練られています。
簡単に言うと、宝探し。
主人公のニコラス・ハント(と聞こえる)が、英国に住む女性のエレノア教授と組んで、
黄金の町(City of Gold)を探します。
効果音による臨場感がたっぷりで、登場人物の息づかいがリアルに伝わってきます。
それから、ここがポイントなのですが、
主人公が女教授に何度も怪しい薬を飲まされて気絶させられ、怒っているのが笑えます。

女教授「着陸したので、とっても素晴らしい火山の景色が見えますよ」
ニコラス「僕の頭の中から今まさに噴火している火山が見えるでしょう」

物語の終盤に出てくる敵キャラ(実はこれにはオチが・・・)が
なぜか鮫のスーツ着用なのも面白い。

昨年の12月頃からちょくちょく聴いていますが、
聴く度に不明だった部分が明らかになってきて、新鮮な発見があります。
スクリプトの無い素材をしつこく味わうのもいいかも知れません。

ちなみに、今ネットで調べてみたら、どうも「ニコラス」と「エレノア」は関係がありそうです。
狙ったのかな?(笑)
posted by しん at 01:51| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。